- WordPressってどうやって始めればいいの?
- 全くの初心者でも使いこなせるのかな…
このようなお悩みはありませんか?
WordPressは世界中で使われている人気のブログ・サイト作成システムですが、超初心者の方にとっては最初の一歩が難しく感じるものです。しかし、正しい手順さえ知っていれば、パソコンの基本操作ができる方なら誰でも始められます。
そこで、この記事では、WordPress超初心者の方へ向けて、サーバー選びからインストール方法、初期設定、記事投稿の基本まで、ステップバイステップで詳しく解説します。これからブログやホームページを作りたい方の参考として、ぜひ最後までお読みください。
WordPressとは?超初心者が知っておくべき基本知識
WordPressとは何か、これから始めようとしている超初心者の方に向けて基本的な知識をご紹介します。WordPressは世界で最も人気のあるCMS(コンテンツ管理システム)です。全世界のWebサイトの約40%以上がWordPressで作られているといわれています。超初心者の方でも、基本を押さえれば簡単に始められるのがWordPressの魅力です。
まずは、WordPressでできることと、なぜこれほど人気があるのか、そしてWordPress.orgとWordPress.comの違いについて解説していきます。この知識があれば、WordPress初心者の方も安心してステップを進めることができるでしょう。
WordPressでできることと人気の理由
WordPressを使えば、超初心者でもプログラミングの知識がなくても、本格的なWebサイトやブログを作成することができます。具体的にWordPressでできることには、以下のようなものがあります。
ブログの開設はもちろん、企業サイト、ポートフォリオサイト、ECサイト、会員制サイトなど、あらゆるタイプのWebサイトを作ることが可能です。テーマと呼ばれるデザインテンプレートを使えば、デザインの知識がなくても見栄えの良いサイトを作れます。また、プラグインと呼ばれる機能拡張ツールを追加すれば、お問い合わせフォームや予約システムなど、様々な機能を簡単に追加できます。
WordPressが人気を集める理由には、以下のようなポイントがあります。
- 無料で使い始められる(基本ソフトウェアは無料)
- 操作が直感的でシンプル
- デザインを自由にカスタマイズできる
- SEO対策に強い仕組みがある
- 世界中で使われているため、情報やサポートが豊富
これらの特徴から、WordPress初心者でも安心して始められるプラットフォームとして広く支持されています。プログラミングの知識がなくても、記事を書くような感覚でWebサイトを更新できる点も、超初心者には嬉しいポイントです。
WordPress.orgとWordPress.comの違い
WordPress初心者がまず混乱しやすいのが、WordPress.orgとWordPress.comの違いです。名前は似ていますが、使い方や特徴には大きな違いがあります。それぞれの特徴を比較表で確認してみましょう。
項目 | WordPress.org(セルフホスト型) | WordPress.com(ホスティング型) |
---|---|---|
費用 | サーバー・ドメイン代が必要 | 基本プランは無料(機能制限あり) |
自由度 | 高い(完全にカスタマイズ可能) | 低い(特に無料プランは制限が多い) |
広告 | 自分で管理(好きな広告を掲載可能) | 無料プランでは強制的に広告表示あり |
プラグイン | 自由にインストール可能 | 有料プランでのみ可能 |
カスタマイズ | テーマ・プラグインで自由自在 | 有料プランでのみ一部可能 |
運用の難易度 | やや高め(サーバー管理が必要) | 低め(サーバー管理不要) |
一般的に「WordPressでブログを始める」と言う場合、多くの人はWordPress.org版(セルフホスト型)を指します。WordPress.org版は自分でサーバーとドメインを用意する必要がありますが、その分自由度が高く、SEO対策や収益化も思いのままにできます。超初心者の方でも、手順を踏めば問題なく始められます。
一方、WordPress.com版は初期費用を抑えたい超初心者には魅力的ですが、無料プランでは機能制限があります。本格的にブログやサイトを運営したい場合は、結局有料プランにアップグレードする必要が出てくるケースが多いです。
WordPress初心者の方には、少し手間はかかりますが、将来性を考えてWordPress.org版から始めることをおすすめします。この記事では、主にWordPress.org版の始め方について詳しく解説していきます。
超初心者におすすめのWordPressサーバー比較
WordPress超初心者がブログやサイトを始める際に最初の壁となるのが、レンタルサーバーの選択です。WordPressを始めるには必ずサーバーが必要になります。様々なレンタルサーバーが存在しますが、初心者の方にとって「どれを選べばいいのか」は悩ましい問題です。
ここでは、WordPress超初心者に特におすすめのレンタルサーバーを比較し、それぞれの特徴を解説します。サイト運営を快適に始められるよう、WordPressとの相性が良く、かつ初心者でも簡単に設定できるサーバーをピックアップしました。それぞれのサーバーでWordPressを始める方法や特典も合わせてご紹介します。
エックスサーバーでWordPressを始める方法と特徴
エックスサーバーは、WordPress超初心者にも広く選ばれている人気のレンタルサーバーです。安定した高速サーバーと充実したWordPress専用機能が特徴で、初めてWordPressを始める方でも安心して利用できます。
エックスサーバーの主な特徴は以下のとおりです。
- 高速・高性能なサーバー環境
- WordPressクイックスタート機能搭載
- 独自SSLが無料で利用可能
- 無料お試し期間あり(10日間)
- サポート体制が充実している
- 自動バックアップ機能あり
- 料金:月額900円~(年間契約の場合)
特にWordPress超初心者に嬉しいのが「WordPressクイックスタート」機能です。この機能を使えば、従来複雑だったWordPressのインストール手順を大幅に簡略化できます。サーバー契約とドメイン取得、WordPressインストールまでをひとつの流れで完了させることができるため、初めての方でも迷うことなく始められます。
エックスサーバーでWordPressを始める手順は以下のとおりです。
- エックスサーバー公式サイトで申し込み手続きを行う
- 「WordPressクイックスタート」を選択する
- 契約期間とドメインを選択する
- WordPressの初期情報(サイト名、ユーザー名、パスワードなど)を入力
- 支払い情報を入力して契約完了
- 設定完了メールを受け取り、管理画面にアクセスする
約10分程度の簡単な手順で、WordPress超初心者でもブログを開設することができます。手軽さと安定性を求める初心者の方におすすめのサーバーです。
ConoHa WINGでWordPressを始める手順と特典
ConoHa WINGは比較的新しいレンタルサーバーですが、WordPress超初心者に優しい機能と高速なサーバー環境で急速に人気を集めています。特に初期費用を抑えたい方や、シンプルな操作性を求める超初心者におすすめです。
ConoHa WINGの主な特徴には以下のようなものがあります。
- WordPressかんたんセットアップ機能搭載
- 初期費用が安い(キャンペーン期間中は特に割引あり)
- 高速SSD採用で表示速度が速い
- 独自SSLが無料
- 無料でWordPressテーマがもらえる特典あり
- 自動バックアップ機能標準装備
- 料金:月額700円~(年間契約の場合)
ConoHa WINGの「Wordpressかんたんセットアップ」も、WordPress超初心者にとって大きな味方となります。複雑な設定不要で、数クリックでWordPressが使い始められる仕組みです。また、初期費用の安さやキャンペーンの多さも魅力で、限られた予算で始めたい方にもおすすめです。
ConoHa WINGでWordPressを始める手順は以下のとおりです。
- ConoHa WING公式サイトにアクセスし、申し込み手続きを始める
- 「Wordpressかんたんセットアップ」を選択する
- 独自ドメインを設定(新規取得または既存ドメインの利用)
- WordPress用の情報(サイト名、ユーザー名、パスワードなど)を入力
- WordPressテーマを選択(無料テーマもあり)
- お客様情報とアカウント情報を入力
- SMS/電話番号認証を行う
- 支払い情報を入力して契約完了
ConoHa WINGでは定期的にキャンペーンを実施しており、月額料金が最大50%以上オフになることもあります。WordPress超初心者がコストを抑えて始めるには絶好の機会です。
その他のおすすめサーバーと選び方のポイント
WordPress超初心者におすすめのサーバーは他にもあります。それぞれ特徴が異なるため、自分のニーズに合わせて選ぶことが大切です。以下に代表的なサーバーの特徴と、初心者がサーバーを選ぶ際のポイントをまとめました。
【その他のおすすめサーバー】
サーバー名 | 月額料金 | 特徴 |
---|---|---|
ロリポップ | 250円~ | 最も安価で初心者向け、ただしスペックはやや控えめ |
mixhost | 910円~ | 高速・高性能、国内最速レベルの表示速度を誇る |
さくらサーバー | 523円~ | 老舗で安定感あり、ただしWordPress特化機能は少なめ |
カラフルボックス | 390円~ | コスパ良好、WordPressインストール簡単 |
WordPress超初心者がサーバーを選ぶ際のポイントは以下の5つです。
- 簡単インストール機能の有無:WordPress簡単インストール機能があると、超初心者でも迷わず設定できます。
- 料金:月額料金だけでなく、契約期間や更新料、ドメイン料金なども含めたトータルコストで比較しましょう。
- サポート体制:初心者はトラブル時のサポートが重要です。電話サポートがあるかなども確認しておきましょう。
- 表示速度:ユーザー体験とSEOに影響する重要な要素です。高速なサーバーほど有利です。
- 安定性:サーバーダウンが少なく安定していることも重要です。レビューや口コミもチェックしておきましょう。
WordPress超初心者の方には、まずは「エックスサーバー」か「ConoHa WING」から検討されることをおすすめします。どちらもWordPress専用の簡単セットアップ機能があり、初心者でもスムーズに始められます。予算を重視するなら「ConoHa WING」、安定性と実績を重視するなら「エックスサーバー」が良いでしょう。
サーバー選びで迷った場合は、まずは無料お試し期間のあるものを選ぶと安心です。実際に使用感を確かめながら、自分に合ったサーバーを見つけていきましょう。
超初心者でも簡単!WordPressブログの始め方
WordPressブログを始めたいけれど、何から手をつければよいのか分からない超初心者の方も多いでしょう。実は、WordPressの始め方は手順さえ押さえれば、特別な知識がなくても簡単に始められます。この記事では、WordPress超初心者でも迷わず始められるように、ステップバイステップで詳しく解説していきます。
これから紹介する5つの手順に沿って進めれば、今日からあなたもWordPressブログのオーナーになれます。それぞれの手順は細かく説明するので、パソコンの操作に不安がある超初心者の方も安心してください。じっくり読みながら一つずつ進めていきましょう。
ステップ①:レンタルサーバーの契約方法(例:エックスサーバー)
WordPressブログを始める最初のステップは、レンタルサーバーの契約です。ここでは超初心者に人気のエックスサーバーを例に説明します。エックスサーバーは操作がわかりやすく、WordPressとの相性も抜群です。
エックスサーバーの契約手順は以下のとおりです。
- エックスサーバーの公式サイトにアクセスします。
- トップページの「お申し込み」ボタンをクリックします。
- プラン選択画面で「XServer レンタルサーバー」を選び、「お申し込みへ進む」をクリックします(個人利用には標準的なXServer レンタルサーバーがおすすめ)。
- 「WordPressクイックスタート」の項目で「利用する」を選択します(これにより後の手順が簡略化されます)。
- 契約期間を選択します(長期契約ほど月額料金が安くなります)。
- サーバーIDを入力します(好きな英数字を設定できます)。
- お客様情報を入力します(氏名、メールアドレス、住所など)。
- 支払い方法を選択し、必要情報を入力します(クレジットカード、銀行振込など)。
- 内容を確認し、「申し込む」ボタンをクリックして契約完了です。
契約後、登録したメールアドレスにサーバー情報が送られてきます。このメールは重要な情報が含まれているので、必ず保存しておきましょう。超初心者の方は、分からない用語があっても心配不要です。次のステップに必要な情報だけを確認しておけば大丈夫です。
ステップ②:ドメインの取得と紐付け
次に、あなたのブログのアドレス(URL)となるドメインを取得します。ドメインとは「example.com」のような、インターネット上の住所のようなものです。WordPress超初心者には、エックスサーバーと同時にドメインを取得する方法が最も簡単です。
エックスサーバーでドメインを取得する手順は以下のとおりです。
- WordPressクイックスタートを選択した場合、サーバー契約の流れの中でドメイン設定画面が表示されます。
- 「新しいドメインを取得する」を選択します。
- 希望するドメイン名を入力し、ドメインの種類(.comや.netなど)を選びます。
- 「ドメイン検索」ボタンをクリックし、空いているか確認します。
- 希望のドメインが空いていれば選択し、「次へ」をクリックします。
- ドメインの契約期間を選択します(サーバーと同じ期間がおすすめ)。
すでに別の会社でドメインを持っている場合は、「お持ちのドメインを使う」を選択し、指示に従って紐付け設定を行います。ただし、超初心者の方には少し複雑な作業になるため、最初はエックスサーバーで一緒に取得する方法がおすすめです。
ドメイン名を決める際のポイントは、覚えやすく、打ち間違いが少なく、できるだけ短いものを選ぶことです。また、ブログのテーマやジャンルに関連したキーワードを含めると良いでしょう。
ステップ③:WordPressのインストール(クイックスタート機能を活用)
サーバーとドメインの準備ができたら、いよいよWordPressをインストールします。WordPress超初心者にとって、この作業が一番難しく感じるかもしれませんが、エックスサーバーの「WordPressクイックスタート」機能を使えば簡単です。
WordPressクイックスタートを使ったインストール手順は以下のとおりです。
- サーバー契約とドメイン選択が完了すると、自動的にWordPress設定画面に進みます。
- 「WordPress情報入力」画面が表示されるので、以下の情報を入力します。
- WordPress URL:通常はドメインをそのまま使用します
- サイトタイトル:ブログの名前(後からでも変更可能)
- 管理者ユーザー名:ログイン時に使用するID(admin以外を推奨)
- パスワード:ログイン時に使用するパスワード(複雑なものを設定)
- メールアドレス:管理者の連絡先
- 「テーマの選択」で好きなデザインテーマを選びます(後から変更可能)。
- すべての情報を入力したら「次へ」ボタンをクリックします。
- 最終確認画面が表示されるので、内容を確認して「申し込む」をクリックします。
この手順が完了すると、WordPressのインストールが自動的に行われます。通常は10分程度で完了しますが、混雑時は少し時間がかかる場合もあります。インストールが完了すると、登録したメールアドレスに通知が届きます。
ステップ④:初期情報の入力(サイト名・ユーザー名・パスワードなど)
WordPressクイックスタートを利用した場合、すでにステップ③で初期情報の入力は完了しています。しかし、超初心者の方のために、入力項目の意味と重要性について解説しておきます。
【WordPressの初期設定で入力する主な情報】
項目 | 説明 | 注意点 |
---|---|---|
サイトタイトル | ブログの名前 | 後から変更可能、SEOに影響する |
管理者ユーザー名 | 管理画面へのログインID | 「admin」は避ける(セキュリティ上危険) |
パスワード | 管理画面へのログインパスワード | 複雑なものを設定、定期的に変更を |
メールアドレス | 管理者への連絡先 | 実際に使用しているアドレスを設定 |
これらの情報は、後からWordPressの管理画面で変更することも可能です。特にサイトタイトルは、ブログのコンセプトが固まってから変更するケースも多いので、最初は仮の名前でも構いません。
パスワードは必ず強固なものを設定しましょう。大文字、小文字、数字、記号を組み合わせた12文字以上のパスワードが理想的です。WordPress超初心者がよく犯すミスとして、簡単なパスワードを設定してしまうことがあります。セキュリティ対策の第一歩として、強固なパスワード設定を心がけましょう。
ステップ⑤:インストール完了後のログイン方法
WordPressのインストールが完了すると、いよいよ管理画面にログインして実際の作業を始めることができます。WordPress超初心者にとって、最初のログインは少し緊張するかもしれませんが、手順は非常にシンプルです。
WordPressの管理画面へのログイン方法は以下のとおりです。
- ブラウザで「https://あなたのドメイン/wp-admin/」にアクセスします。
- (例:https://example.com/wp-admin/)
- ログイン画面が表示されるので、以下の情報を入力します。
- ユーザー名:設定した管理者ユーザー名
- パスワード:設定した管理者パスワード
- 「ログイン」ボタンをクリックします。
- WordPressのダッシュボード(管理画面)が表示されます。
ログインに成功すると、WordPressの管理画面(ダッシュボード)が表示されます。ここからブログの記事投稿や外観のカスタマイズ、プラグインの追加など、様々な作業を行うことができます。
WordPress超初心者がよく陥るトラブルとして、ログインURLやパスワードを忘れてしまうことがあります。ログインURLとログイン情報は、必ずメモしておくか、パスワード管理ツールに保存しておきましょう。万が一パスワードを忘れた場合は、ログイン画面の「パスワードをお忘れですか?」リンクから再設定が可能です。
WordPressの初期設定ガイド〜超初心者でも失敗しない設定手順
WordPressのインストールが終わったら、次は初期設定を行う必要があります。これからブログを長く運営していくためには、最初にいくつかの重要な設定を行っておくことが大切です。WordPress超初心者の方にとって、どの設定が重要なのか、どのような手順で進めればよいのかは分かりにくいものです。
ここでは、WordPress超初心者でも安心して進められる初期設定の手順をご紹介します。これらの設定を行っておくことで、後々のトラブルを防ぎ、SEO面でも有利なブログ運営ができるようになります。一つひとつ順番に設定していきましょう。
管理画面へのログイン方法
まずは管理画面へのログイン方法を確認しましょう。WordPressの管理画面は、ブログの投稿や設定を行うコントロールセンターのような場所です。WordPress超初心者の方も、この管理画面の使い方さえ覚えれば、ブログ運営の基本は問題なく行えます。
WordPressの管理画面へのログイン手順は以下のとおりです。
- ブラウザを開き、アドレスバーに「https://あなたのドメイン/wp-admin/」と入力します。 (例:https://example.com/wp-admin/)
- ログイン画面が表示されるので、以下の情報を入力します。
- ユーザー名:WordPressインストール時に設定した管理者ユーザー名
- パスワード:設定したパスワード
- 「ログイン状態を保持する」にチェックを入れると、次回以降のログインが楽になります。
- 「ログイン」ボタンをクリックします。
ログインに成功すると、左側にメニュー、中央にダッシュボードが表示されます。この画面がWordPressの管理画面です。左側のメニューから、投稿、固定ページ、外観、プラグインなど様々な機能にアクセスできます。
ログインURLをお気に入りやブックマークに登録しておくと、次回からすぐにアクセスできて便利です。また、セキュリティ対策として、定期的にパスワードを変更することをおすすめします。WordPress超初心者の方も、管理画面へのログイン方法は必ず覚えておきましょう。
必須の初期設定項目と手順
WordPress超初心者が最初に行うべき初期設定には、いくつかの重要な項目があります。これらの設定は、ブログの基本情報やSEO、セキュリティに関わる部分なので、必ず設定しておきましょう。
以下が、WordPress超初心者が必ず行うべき初期設定項目です。
- 管理画面左メニューの「設定」→「一般」をクリックします。
- サイトタイトル:ブログの名前を設定します(SEOに影響するため重要)。
- キャッチフレーズ:ブログの簡単な説明を入力します。
- WordPressアドレス(URL)とサイトアドレス(URL):通常は変更不要です。
- メールアドレス:通知を受け取るアドレスを設定します。
- メンバーシップ:「だれでもユーザー登録できるようにする」のチェックは外しておきましょう。
- 新規ユーザーのデフォルト権限グループ:「購読者」のままで問題ありません。
- サイトの言語:「日本語」を選択します。
- タイムゾーン:「UTC+9」(日本標準時)を選択します。
- 日付形式と時刻形式:お好みの形式を選択します。
- 週の始まり:通常は「月曜日」を選択します。
- 設定が終わったら「変更を保存」ボタンをクリックします。
- 管理画面左メニューの「設定」→「表示設定」をクリックします。
- フロントページの表示:「最新の投稿」か「固定ページ」かを選択します(ブログなら通常は「最新の投稿」)。
- 1ページに表示する最大投稿数:10程度が一般的です。
- フィードに表示する最新の投稿数:10程度で問題ありません。
- 検索エンジンでの表示:「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」のチェックは必ず外しておきましょう。
- 設定が終わったら「変更を保存」ボタンをクリックします。
- 管理画面左メニューの「設定」→「ディスカッション」をクリックします。
- コメント関連の設定:初心者は「コメントの投稿を許可する」にチェックを入れ、「コメントは手動で承認する」にもチェックを入れておくと安全です。
- 設定が終わったら「変更を保存」ボタンをクリックします。
これらの基本設定が終わったら、次にパーマリンク設定とプラグインの追加を行いましょう。WordPress超初心者でも、上記の設定項目をひとつずつ確認しながら進めれば、問題なく初期設定を完了させることができます。
パーマリンク設定の重要性と正しい設定方法
パーマリンクとは、WordPressの各記事や固定ページの恒久的なURLのことです。この設定はSEO(検索エンジン最適化)に大きく影響するため、WordPress超初心者でも必ず正しく設定しておく必要があります。
パーマリンク設定が重要な理由は以下のとおりです。
- URLにキーワードを含めることでSEO効果が高まる
- 読者にとって分かりやすいURLになる
- 後から変更すると古いリンクが切れる可能性がある
WordPress超初心者が行うべきパーマリンクの設定手順は以下のとおりです。
- 管理画面左メニューの「設定」→「パーマリンク設定」をクリックします。
- 「共通設定」で「投稿名」を選択します。 (例:https://example.com/sample-post/)
- 「変更を保存」ボタンをクリックします。
「投稿名」を選択することで、記事タイトルがURLに含まれるようになります。これは検索エンジンがURLを評価する際に有利になるだけでなく、ユーザーにとっても何の記事かが分かりやすくなります。
WordPress超初心者がよく陥る失敗として、後からパーマリンク設定を変更してしまうことがあります。一度記事を公開した後にパーマリンク設定を変更すると、既存の全URLが変わってしまうため、外部からのリンクが切れてしまう恐れがあります。そのため、最初に正しく設定しておくことが重要です。
もし既にいくつかの記事を公開した後でパーマリンク設定を変更する必要がある場合は、リダイレクト設定を行うプラグインを使用するなどの対策が必要になります。WordPress超初心者の方は、最初から「投稿名」を選択しておくのが無難です。
プラグインの基本と初心者におすすめのプラグイン
プラグインとは、WordPressの機能を拡張するための追加ソフトウェアです。プラグインを使うことで、プログラミングの知識がなくても様々な機能をブログに追加できます。WordPress超初心者にとって、プラグインは非常に強力な味方になります。
プラグインのインストール方法は以下のとおりです。
- 管理画面左メニューの「プラグイン」→「新規追加」をクリックします。
- 右上の検索ボックスに、追加したいプラグイン名やキーワードを入力します。
- 検索結果から追加したいプラグインの「今すぐインストール」ボタンをクリックします。
- インストールが完了したら「有効化」ボタンをクリックします。
WordPress超初心者におすすめのプラグインは以下のとおりです。
- 【SEO対策プラグイン】
-
All in One SEO
SEO対策の基本を網羅した人気プラグイン。タイトルやメタディスクリプションの設定、サイトマップの生成などができます。初心者にも使いやすい設計になっています。
- 【セキュリティ対策プラグイン】
-
Wordfence Security
不正ログイン防止やマルウェアスキャンなど、セキュリティ対策を総合的に行えるプラグイン。無料版でも十分な機能が使えます。
- 【バックアッププラグイン】
-
UpdraftPlus
ブログのデータを自動的にバックアップするプラグイン。万が一の時のために、定期的なバックアップは必須です。
- 【お問い合わせフォームプラグイン】
-
Contact Form 7
シンプルで使いやすいお問い合わせフォームを作成できるプラグイン。多くのブログで採用されています。
- 【表示速度改善プラグイン】
-
WP Super Cache
サイトの表示速度を向上させるキャッシュプラグイン。表示速度はSEOにも影響するため重要です。
WordPress超初心者の方は、最初からたくさんのプラグインを入れすぎないよう注意しましょう。プラグインは便利ですが、入れすぎるとサイトの表示速度が遅くなったり、互換性の問題が発生したりすることがあります。必要最小限のプラグインから始めて、徐々に追加していくのがおすすめです。
また、プラグインは定期的にアップデートされるので、管理画面に「更新」の通知が表示されたら、こまめに更新するようにしましょう。更新を怠るとセキュリティ上のリスクが高まります。WordPress超初心者の方も、プラグインの更新は習慣にしておくことをおすすめします。
ブログ記事を書いてみよう!WordPressの投稿方法と基本操作
WordPressの初期設定が完了したら、いよいよブログ記事を書いてみましょう。WordPress超初心者にとって、最初の記事投稿は少し緊張するかもしれませんが、WordPressの投稿機能は非常に使いやすく設計されています。一度覚えてしまえば、ワープロソフトで文章を書くような感覚で記事を作成できるようになります。
この章では、WordPress超初心者向けに、記事の投稿方法や文章の書き方、画像やリンクの挿入方法など、基本的な操作方法をご紹介します。これらの操作を覚えることで、あなたも自信を持ってブログ記事を公開できるようになるでしょう。さっそく始めてみましょう。
新規投稿の流れと編集画面の使い方
WordPress超初心者が最初に覚えるべきなのが、記事の新規投稿方法です。WordPressでは、直感的な操作で簡単に記事を作成できます。新規投稿の流れと編集画面の基本的な使い方を見ていきましょう。
新規投稿を始める手順は以下のとおりです。
- WordPressの管理画面にログインします。
- 左側メニューの「投稿」→「新規追加」をクリックします。
- 記事編集画面が表示されるので、まずはタイトルを入力します。
- 続いて本文を入力していきます。
- 右側のサイドバーで「カテゴリー」や「タグ」を設定します。
- 「アイキャッチ画像」を設定します(記事のサムネイルになる画像)。
- 「プレビュー」ボタンで公開前に記事の見た目を確認できます。
- 「公開」ボタンをクリックすると記事が公開されます。
WordPressは2018年末から「ブロックエディタ(Gutenberg)」と呼ばれる新しい編集画面に変わりました。このエディタでは、文章や画像、見出しなどを「ブロック」という単位で追加・編集していきます。WordPress超初心者にとっては少し戸惑うかもしれませんが、慣れると非常に便利なシステムです。
主なブロックの種類と使い方は以下のとおりです。
- 「段落」ブロック:通常の文章を入力します。自動的に作成されるので、そのまま文章を入力すればOKです。
- 「見出し」ブロック:「+」ボタンをクリックして「見出し」を選ぶか、「/」と入力して「見出し」と入力すると追加できます。
- 「画像」ブロック:画像を挿入する際に使用します。「+」ボタンから「画像」を選びます。
- 「リスト」ブロック:箇条書きリストを作成します。「+」ボタンから「リスト」を選びます。
記事を書き進める際のポイントとしては、適切に「見出し」を使って文章を構造化することが大切です。見出しタグ(h2, h3, h4など)を使うことで、読者にとって読みやすい記事になるだけでなく、SEO効果も高まります。WordPress超初心者の方も、最初から見出しの重要性を意識して記事を書くようにしましょう。
画像の挿入やリンク設定などの基本操作
WordPress超初心者が次に覚えたいのが、画像の挿入やリンクの設定方法です。画像を使うことで記事が視覚的に分かりやすくなり、内部・外部リンクを適切に設置することでユーザー体験やSEOが向上します。以下で基本的な操作方法を解説します。
【画像の挿入方法】
- 画像を挿入したい位置にカーソルを置きます。
- 「+」ボタンをクリックして「画像」ブロックを選びます。
- 「アップロード」「メディアライブラリ」「URLから挿入」のいずれかを選びます。
- 「アップロード」:パソコンから新しい画像をアップロードします。
- 「メディアライブラリ」:既にアップロード済みの画像から選びます。
- 「URLから挿入」:インターネット上の画像のURLを指定します(著作権に注意)。
- 画像を選択または追加すると、編集画面に表示されます。
- 画像をクリックすると、サイズ調整やキャプション追加などのオプションが表示されます。
画像を挿入する際の注意点としては、以下が挙げられます。
- 画像のサイズが大きすぎると、サイトの表示速度が遅くなります。WordPressは自動的にリサイズしますが、あらかじめ適切なサイズに調整しておくと良いでしょう。
- 画像には必ず「代替テキスト」を設定しましょう。視覚障害者のスクリーンリーダーや、画像が表示されない場合に役立つだけでなく、SEO効果もあります。
- 自分で撮影していない画像を使用する場合は、著作権に十分注意してください。
【リンクの設定方法】
- リンクを設定したいテキストを選択します。
- 選択肢が表示されるので、「リンク」アイコン(チェーンマーク)をクリックします。
- リンク先のURLを入力します。
- 「新しいタブで開く」にチェックを入れると、クリック時に新しいタブでリンクが開きます。
- 「適用」ボタンをクリックして設定完了です。
内部リンク(自分のサイト内の他のページへのリンク)を設定する場合は、「詳細設定」から検索ボックスを使って該当ページを探すことができます。WordPress超初心者でも簡単に内部リンクを設置できるので、積極的に活用しましょう。
【表の作成方法】
- 表を挿入したい位置にカーソルを置きます。
- 「+」ボタンをクリックして「表」ブロックを選びます。
- 行数と列数を指定して「作成」ボタンをクリックします。
- 表が挿入されるので、各セルにカーソルを合わせて内容を入力します。
- 表のスタイルは、表を選択した状態でブロックツールバーから変更できます。
これらの基本操作を覚えることで、WordPress超初心者でも見栄えの良い記事を作成できるようになります。最初のうちは操作に慣れるまで時間がかかるかもしれませんが、何度か使ううちに自然と身につくでしょう。
読まれる記事を書くためのコツとテンプレート
WordPress超初心者が記事を書く際に意識したいのが、「読まれる記事」の書き方です。せっかく時間をかけて記事を書いても、読者に読んでもらえなければ意味がありません。以下では、読まれる記事を書くためのコツと、初心者でも使いやすい記事テンプレートをご紹介します。
【読まれる記事を書くための5つのコツ】
- わかりやすいタイトルをつける
-
検索されやすく、内容が一目でわかるタイトルが重要です。「5W1H」を意識したり、数字を入れたりすると読まれやすくなります。 例:「WordPress初心者が3時間で完成!簡単ブログの始め方」
- 導入部分で読者の興味を引く
-
最初の3行で読者の興味を引かないと、多くの人は読み進めません。問いかけや悩みの共感から始めると効果的です。 例:「WordPressでブログを始めたいけど、難しそうで手が出せていませんか?」
- 適切に見出しを使って構造化する
-
h2、h3などの見出しタグを使って記事を構造化すると、読みやすさとSEO効果が高まります。見出しだけを読んでも内容が理解できるような構成を心がけましょう。
- 短い文章と段落を心がける
-
一文は40文字程度、一段落は3〜4行程度に収めると読みやすくなります。特にスマホで読む人が多いことを意識しましょう。
- 箇条書きや表を活用する
-
文章だけでなく、箇条書きや表を使うことで視覚的に情報を整理できます。特に比較や手順を説明する際に効果的です。
【WordPress超初心者向け記事テンプレート】
以下のテンプレートは、どんなジャンルの記事にも応用できる基本的な構成です。WordPress超初心者の方は、このテンプレートを参考に記事を組み立ててみましょう。
■タイトル(キーワードを含め、魅力的に)
■導入文(読者の興味を引く問いかけや悩みの共感)
・このブログ記事で解決できること
・読者が得られるメリット
■目次(長い記事の場合)
■セクション1:基本情報(h2見出し)
・このトピックについての基本的な説明
・なぜ重要なのか、どんな効果があるのか
■セクション2:具体的な方法(h2見出し)
・手順1(h3見出し)
手順の詳細説明と画像
・手順2(h3見出し)
手順の詳細説明と画像
・手順3(h3見出し)
手順の詳細説明と画像
■セクション3:実践する際の注意点(h2見出し)
・よくある失敗例
・回避方法や対処法
■セクション4:応用方法(h2見出し)
・基本を押さえた後のステップアップ方法
・より効果を高めるためのヒント
■まとめ(h2見出し)
・記事の要点のおさらい
・読者への励ましやアクションの提案
■関連記事リンク(内部リンク)
このテンプレートは、情報提供型の記事やハウツー記事に特に適しています。テーマによって不要なセクションは削除したり、必要なセクションを追加したりして、柔軟に活用してください。
WordPress超初心者が最初に書くブログ記事としては、自己紹介や、ブログを始めた理由、これから書いていく内容などがおすすめです。最初から難しいテーマに挑戦するよりも、自分が書きやすいテーマから始めると、継続しやすくなります。
記事を書く際は、完璧を求めすぎないことも大切です。記事は公開後も編集できるので、まずは公開してみて、反応を見ながら改善していく姿勢が長く続けるコツです。WordPress超初心者の方は、最初の一歩を踏み出すことから始めましょう。
WordPress超初心者がつまずきやすいトラブルと解決法
WordPress超初心者の方が直面するトラブルや疑問はたくさんあります。いざ始めてみると「こんなはずじゃなかった…」と困ることも少なくありません。しかし、多くのトラブルには対処法がありますし、あらかじめ対策をしておくことで問題を回避できるケースも多いのです。
この章では、WordPress超初心者がよく遭遇するトラブルと、その解決法をご紹介します。また、費用や無料での利用法、テーマ選びのヒントなど、初心者からよく寄せられる質問にもお答えします。トラブルに慌てないためにも、ぜひ一読しておいてください。
インストール時によくあるエラーと対処法
WordPress超初心者がまず直面しやすいのが、インストール時のトラブルです。特に「クイックスタート」などの機能を使わず、手動でインストールする場合に発生しやすくなります。主なエラーと対処法を見ていきましょう。
【データベース接続エラー】
症状:「データベースに接続できませんでした」というエラーが表示される
原因:データベース情報の設定ミスが多い
対処法:
- wp-config.phpファイルのデータベース名、ユーザー名、パスワード、ホスト名が正しいか確認
- データベースが実際に存在するか確認
- データベースユーザーに適切な権限が付与されているか確認
【500 Internal Server Error】
症状:ページにアクセスすると「500 Internal Server Error」が表示される
原因:PHPのメモリ不足や.htaccessファイルの問題など 対処法
- .htaccessファイルの名前を一時的に変更してみる
- wp-config.phpに「define(‘WP_MEMORY_LIMIT’, ’64M’);」を追加してPHPメモリを増やす
- レンタルサーバーのサポートに問い合わせる
【真っ白な画面】
症状:WordPressにアクセスすると何も表示されない(真っ白な画面)
原因:PHPエラーが発生しているがエラー表示が無効になっている
対処法:
- wp-config.phpに「define(‘WP_DEBUG’, true);」を追加してデバッグモードを有効にする
- テーマやプラグインの競合が原因の場合は、それらを一時的に無効にしてみる
「今すぐ更新してください」への対応方法
WordPressを使っていると頻繁に表示される「今すぐ更新してください」というメッセージ。WordPress超初心者の方は、この通知にどう対応すべきか悩むことも多いでしょう。基本的には、セキュリティ対策として更新は必要ですが、いくつか注意点があります。
【更新の種類と対応法】
- WordPressコアの更新:
- セキュリティ更新は速やかに適用する
- メジャーバージョンアップ(例:5.8→5.9)は、少し様子を見てから行うのが安全
- テーマの更新:
- カスタマイズしていない場合はそのまま更新してOK
- カスタマイズしている場合は、事前にバックアップを取ってから更新する
- プラグインの更新:
- 複数のプラグイン更新がある場合は、一つずつ更新し、その都度動作確認する
- 重要なプラグインは、事前にバックアップを取ってから更新する
WordPress超初心者向けに、安全に更新するためのポイントをまとめます。
- 更新前に必ずバックアップを取る
- できれば閑散時間帯(深夜など)に更新する
- 一度にすべてを更新せず、一つずつ確認しながら更新する
- 更新後は必ず動作確認をする
もし更新後に問題が発生した場合は、バックアップから復元するか、プラグインであれば該当プラグインを無効化して対応しましょう。WordPress超初心者の方は、「自動更新」の設定を有効にしておくと手間が省けますが、重要なプラグインは手動更新の方が安全な場合もあります。
バックアップの取り方と重要性
WordPress超初心者が意外と見落としがちなのが、バックアップの重要性です。サイトが何らかの理由でクラッシュしたり、ハッキングされたりした場合、バックアップがあれば比較的簡単に復旧できます。バックアップは「保険」と考え、定期的に取るようにしましょう。
【バックアップの取り方】
- プラグインを使う方法(最も簡単):
- UpdraftPlus、BackWPup、All-in-One WP Migrationなどのプラグインをインストール
- 設定画面から「バックアップを作成」を実行
- 自動バックアップのスケジュールを設定する(週1回程度がおすすめ)
- バックアップデータはDropboxやGoogleドライブなどに保存すると安全
- レンタルサーバーの機能を使う方法:
- 多くのレンタルサーバーには自動バックアップ機能が用意されている
- サーバーの管理画面からバックアップを作成・復元できる
- サーバー会社によって方法が異なるので、マニュアルを確認する
WordPress超初心者の方には、UpdraftPlusのようなシンプルで使いやすいバックアッププラグインをおすすめします。特に以下のタイミングでは必ずバックアップを取るようにしましょう。
- WordPressのメジャーアップデート前
- 重要なプラグインのアップデート前
- テーマの変更前
- サイトデザインの大幅な変更前
- 新機能の追加前
バックアップには「データベース」と「ファイル」の両方を含めることが重要です。データベースにはコンテンツが、ファイルにはテーマやプラグイン、アップロードした画像などが含まれています。WordPress超初心者の方も、この習慣を最初から身につけておくと安心です。
WordPressの利用にかかる費用は?
WordPress超初心者がよく気にする問題の一つが、「費用」です。WordPressでブログを始めるためにどれくらいのコストがかかるのか、あらかじめ知っておくことは重要です。
【WordPressブログの主な費用項目】
項目 | 費用(年間) | 備考 |
---|---|---|
レンタルサーバー | 約6,000円~12,000円 | 契約期間が長いほど割引される |
ドメイン | 約1,000円~3,000円 | 種類(.comや.netなど)によって異なる |
有料テーマ | 0円~15,000円 | 無料テーマもあり、一度購入すれば継続して使用可能 |
有料プラグイン | 0円~数万円 | 多くのプラグインは無料版で十分 |
WordPress超初心者が最初に押さえておくべき最低限の費用は「サーバー代」と「ドメイン代」です。年間合計で約7,000円~15,000円程度と考えておくと良いでしょう。特に初年度はドメイン取得や初期費用がかかるケースもあります。
コストを抑えるポイントとしては、以下が挙げられます。
- 長期契約を選ぶとサーバー代が安くなる場合が多い
- キャンペーン中のサーバーを選ぶと初期費用が割引されることがある
- 最初は無料テーマで始め、後から有料テーマにアップグレードする
- 有料プラグインは本当に必要なものだけを厳選する
WordPress超初心者の方は、まずは最低限の構成で始めて、ブログの成長に合わせて徐々に投資を増やしていくアプローチがおすすめです。
WordPressを無料で使える条件とは?
コストを気にするWordPress超初心者の方の中には、「完全に無料でWordPressを使えないの?」と疑問に思う方も多いでしょう。結論から言うと、制限付きではありますが、無料でWordPressを使う方法はあります。
【WordPressを無料で使う主な方法】
- WordPress.comの無料プラン:
- WordPress.comが提供する無料ホスティングを利用
- URLは「yoursite.wordpress.com」の形式になる
- カスタマイズや収益化に制限がある
- 広告が自動的に表示される
- 無料ホスティングサービスの利用:
- 000webhost、InfinityFreeなどの無料ホスティングサービスを利用
- 独自ドメインが使えない場合がある
- サイト表示速度が遅い
- サポートが限られている
- 突然サービスが終了するリスクがある
WordPress超初心者が知っておくべき無料版の制限事項としては、以下の点が挙げられます。
- 広告の制御ができない
- プラグインが使えないか、使えても制限がある
- カスタマイズの自由度が低い
- 収益化に制限がある
- ホスティング会社のバナーが表示される場合がある
- データの安全性やバックアップに不安がある
WordPress超初心者の方に対する正直なアドバイスとしては、「本格的にブログを運営したい」「将来的に収益化を考えている」のであれば、最初から有料の独自ドメイン+レンタルサーバーの組み合わせで始めることをおすすめします。まずは無料で試したい場合は、WordPress.comの無料プランから始めて、慣れてきたら有料版に移行するという方法もあります。
初心者が選ぶべきテーマやサーバーは?
WordPress超初心者がブログを開設する際、「どのテーマを選べばいいの?」「どのサーバーが最適?」という疑問が生じるのは当然です。選択肢が多すぎて迷ってしまうこともあるでしょう。以下に、初心者向けの選び方のポイントをまとめます。
【初心者におすすめのWordPressテーマ】
- 無料テーマ:
- Cocoon:日本人開発者による高機能な無料テーマ
- SWELL:シンプルで使いやすいデザイン
- SNOW MONKEY:カスタマイズ性が高く、日本語対応が充実
- 有料テーマ:
- AFFINGER:アフィリエイト特化型の高機能テーマ
- THE THOR:SEO対策が充実した人気テーマ
- JIN:直感的な操作性とデザイン性に優れたテーマ
WordPress超初心者がテーマを選ぶ際のポイントは以下のとおりです。
- 操作性の良さ(直感的に使えるか)
- レスポンシブデザイン(スマホ対応)
- 日本語サポートの充実度
- アップデートの頻度
- SEO対策の充実度
- 表示速度の速さ
【初心者におすすめのレンタルサーバー】
前述のとおり、WordPress超初心者には以下のサーバーがおすすめです。
- エックスサーバー:
- 安定性と実績
- WordPressクイックスタート機能
- 充実したサポート体制
- ConoHa WING:
- 初期費用の安さ
- 高速な表示速度
- わかりやすい管理画面
WordPress超初心者がサーバーを選ぶ際のポイントは以下のとおりです。
- 簡単インストール機能の有無
- 表示速度の速さ
- サポート体制の充実度
- 料金体系の分かりやすさ
- セキュリティ対策の充実度
WordPress超初心者の方は、最初からすべてを完璧にしようとせず、基本的な機能が揃っていて使いやすいものを選ぶことが大切です。慣れてきたら、必要に応じてより高機能なテーマやサーバーに乗り換えることも可能です。
トラブル時の対処法とサポートの受け方
WordPressを使っていると、予期せぬトラブルに遭遇することがあります。WordPress超初心者の方がトラブルに直面した際の対処法と、効果的なサポートの受け方をご紹介します。
【よくあるトラブルの対処法】
- サイトにアクセスできない:
- サーバー側の一時的な障害かどうかを確認
- ドメインの更新忘れがないか確認
- .htaccessファイルのトラブルの可能性もあるので、FTPでアクセスして名前を変更してみる
- サーバー会社のお知らせやステータスページを確認する
- ログインできない:
- パスワードが正しいか確認(大文字小文字も区別される)
- パスワードリセット機能を使ってみる
- Cookieが有効になっているか確認
- セキュリティプラグインによるロックアウトの可能性も考慮する
- プラグインやテーマ関連のエラー:
- FTPでプラグインフォルダにアクセスし、問題のプラグインのフォルダ名を変更して無効化する
- セーフモードでアクセスする(wp-login.phpの後に「?safe_mode=1」を付ける)
- データベースのバックアップから復元する
【効果的なサポートの受け方】
WordPress超初心者がトラブル解決のためにサポートを求める際のポイントは以下のとおりです。
- サーバー会社のサポート:
- 問い合わせる前に、FAQやサポートページを確認する
- エラーメッセージや状況をできるだけ詳細に説明する
- スクリーンショットがあると伝わりやすい
- 自分で試した対策があれば、それも伝える
- テーマ・プラグイン開発者のサポート:
- 有料テーマ・プラグインの場合、購入証明を用意する
- 問題の再現手順を詳細に説明する
- WordPressのバージョン、PHPバージョン、使用中の他のプラグインなどの情報も提供する
- WordPressコミュニティの活用:
- WordPress公式フォーラム(日本語版あり)で質問する
- WordPressに関するFacebookグループに参加する
- WordPress関連のブログやサイトの情報を参考にする
WordPress超初心者が知っておくべき重要なポイントは、「慌てない」ことです。ほとんどのトラブルには解決策があります。バックアップを定期的に取っておけば、最悪の場合でもそこから復元できます。困ったときは一人で抱え込まず、積極的にサポートを求めることが大切です。
また、エラーメッセージをそのままGoogle検索すると、同じ問題に直面した人の解決策が見つかることも多いです。WordPress超初心者の方も、少しずつトラブル対応の経験を積むことで、自信を持ってブログ運営ができるようになっていくでしょう。
WordPressで始めるブログ運営のコツ〜超初心者から一歩進むために
WordPress超初心者がブログを立ち上げた後、次に考えるのは「どうやってアクセスを増やすか」「どうやって収益化するか」といった点でしょう。ブログ運営を継続するためには、成果を感じられることが大切です。この章では、WordPress超初心者がブログ運営者として一歩進むために知っておきたい基本的なノウハウをご紹介します。
アクセス解析の導入方法から、SEO対策の基本、収益化のための第一歩まで、順を追って解説していきます。これらの知識を身につければ、あなたのブログ運営はより充実したものになるでしょう。
Google AnalyticsとSearch Consoleの導入方法
WordPress超初心者がブログを本格的に運営していくなら、アクセス解析ツールの導入は必須です。特に重要なのが「Google Analytics」と「Google Search Console」の2つです。これらのツールを導入することで、訪問者の動向や流入元、検索キーワードなどを分析できるようになります。
【Google Analyticsの導入手順】
- Google Analyticsサイト(analytics.google.com)にアクセスします。
- Googleアカウントでログインし、「測定を開始」をクリックします。
- アカウント名(任意の名前でOK)、プロパティ名(サイト名)、カテゴリ(「ウェブ」を選択)を入力します。
- 「ストリームの詳細」画面でウェブサイトのURLとストリーム名を入力します。
- 「ストリームを作成」ボタンをクリックします。
- 「測定ID」が発行されるので、これをコピーします(「G-」で始まる文字列)。
- WordPressの管理画面に戻り、SEO関連プラグイン(All in One SEOなど)の設定画面で測定IDを入力します。
- プラグインがない場合は、「Site Kit by Google」というプラグインをインストールして連携することもできます。
- 設定を保存し、実際にトラッキングが機能しているか確認します。
【Google Search Consoleの導入手順】
- Google Search Consoleサイト(search.google.com/search-console)にアクセスします。
- Googleアカウントでログインし、「プロパティを追加」をクリックします。
- 「URLプレフィックス」を選択し、サイトのURL(https://も含む完全なURL)を入力します。
- 「続行」をクリックすると、所有権の確認画面が表示されます。
- 「HTMLタグ」の方法を選択し、表示されたmetaタグをコピーします。
- WordPressの管理画面に戻り、SEO関連プラグインの設定画面でコピーしたmetaタグを貼り付けます。
- All in One SEOの場合は「Search Console」タブに入力欄があります。
- 「Site Kit by Google」プラグインを使っている場合は、そちらから連携することもできます。
- 「確認」ボタンをクリックして所有権を確認します。
- 確認が完了すると、Search Consoleのダッシュボードが表示され、データの収集が始まります。
WordPress超初心者の方には、「Site Kit by Google」プラグインの利用がおすすめです。このプラグインを使えば、Analytics、Search Console、AdSense、Page Speed InsightsなどのGoogle系サービスを一括で連携できます。操作も直感的で、プログラミングの知識がなくても簡単に導入できます。
なお、アクセス解析データが表示されるまでには通常1~2日かかります。導入直後はデータがないのが正常なので、焦らずに待ちましょう。WordPress超初心者の方も、この機会にデータ分析の基本を学ぶと、ブログ運営に役立つでしょう。
アクセスアップのための基本SEO対策
WordPress超初心者がブログのアクセスを増やすには、SEO(検索エンジン最適化)対策が欠かせません。SEOとは簡単に言うと、Googleなどの検索エンジンで上位表示されるための施策です。以下では、WordPress超初心者でも実践できる基本的なSEO対策をご紹介します。
【WordPressブログのSEO対策のポイント】
- キーワード選定と記事構成
- 検索ボリュームがあり、かつ競合が少ないキーワードを選ぶ
- 主要キーワードをタイトルや見出し(h1, h2, h3)に含める
- キーワードの関連語を本文中に自然な形で使う
- タイトルは32文字以内、メタディスクリプションは120文字程度に収める
- 内部リンク構造の最適化
- 関連記事へのリンクを記事内に設置する
- カテゴリー・タグを適切に設定する
- サイトマップを作成する(All in One SEOなどのプラグインで自動生成可能)
- 重要なページには複数の内部リンクを向ける
- 表示速度の改善
- 画像を適切なサイズに最適化する
- キャッシュプラグイン(WP Super Cacheなど)を導入する
- 不要なプラグインを削除する
- モバイルフレンドリーなテーマを使用する
- コンテンツの質向上
- ユーザーの検索意図に合った内容を提供する
- 図表や画像を使って視覚的に分かりやすくする
- 専門用語は分かりやすく説明する
- オリジナリティのある情報や視点を加える
- プラグインを活用したSEO対策
- All in One SEO:タイトルやメタディスクリプションの設定、サイトマップ生成などが可能
- Yoast SEO:リアルタイムでのSEO評価や改善提案が受けられる
- Rank Math:直感的なインターフェースで使いやすい
【記事作成時のSEOチェックリスト】
WordPress超初心者の方が記事を書く際に、以下の項目をチェックするとSEO効果が高まります。
- タイトルにメインキーワードを含めているか
- 最初の段落にメインキーワードを自然な形で入れているか
- 見出し(h2, h3)は適切に使い分けているか
- 画像にalt属性(代替テキスト)を設定しているか
- 段落は短めで読みやすくなっているか
- 関連記事へのリンクを設置しているか
- メタディスクリプションを設定しているか
- 文章は読者が求める情報を提供しているか
WordPress超初心者の方がSEO対策を始める際は、すべてを一度に完璧にしようとせず、基本的な部分から少しずつ取り組むことが大切です。特に「良質なコンテンツの提供」は、どんなアルゴリズム変更にも対応できる普遍的なSEO対策です。読者にとって価値のある情報をわかりやすく提供することを第一に考えましょう。
収益化のためのASP登録と広告設置方法
WordPress超初心者がブログ運営を継続するモチベーションとして、収益化の可能性は大きな要素です。ブログで収益を得る方法はいくつかありますが、まず取り組みやすいのが「アフィリエイト広告」と「Googleアドセンス」です。ここでは、WordPress超初心者でも始められる収益化の第一歩をご紹介します。
【ASP(アフィリエイトサービスプロバイダ)への登録】
ASPとは、広告主とブロガーを仲介するサービスです。ASPに登録することで、様々な企業の広告を掲載し、成果に応じて報酬を得ることができます。WordPress超初心者におすすめのASPは以下のとおりです。
- A8.net
-
日本最大級のASPで、初心者向けの案件も多い
比較的審査が緩く、新規ブログでも登録しやすい
最低支払い額が1,000円からと低め
- もしもアフィリエイト
-
Amazon・楽天市場の商品を扱いやすい
W報酬システムで収益アップの可能性がある
初心者向けの教材やサポートが充実
- afb(アフィビー)
-
高単価案件が多い
独自の案件も多く、差別化しやすい
メール対応が丁寧で初心者にも安心
ASPへの登録手順は基本的に以下のとおりです。
- 各ASPの公式サイトにアクセスし、「会員登録」ボタンをクリック
- 必要情報(個人情報、サイト情報、振込先など)を入力
- 利用規約に同意して登録
- サイト審査(ASPによって厳しさは異なる)
- 審査通過後、プログラム(広告)の申請・掲載が可能に
WordPress超初心者の方は、まず1~2つのASPに登録するところから始めましょう。サイトのジャンルや記事内容に合った広告を選ぶことが成果につながります。
【Googleアドセンスの導入】
Googleアドセンスは、サイトに広告スペースを提供し、クリックや表示に応じて収益が発生するプログラムです。アフィリエイトと違い、成約ではなくクリックだけで収益になる点が特徴です。
Googleアドセンスの申請手順は以下のとおりです。
- Google アドセンス(www.google.com/adsense)にアクセス
- Googleアカウントでログイン
- サイト情報や個人情報を入力
- 広告掲載に関する設定を行う
- 審査用コードを取得し、WordPressのタグ内に挿入
- テーマの編集機能で直接挿入するか
- ヘッダー&フッタープラグインなどを使って挿入
- 審査申請を行い、結果を待つ(通常1週間~1ヶ月程度)
WordPress超初心者が知っておくべきアドセンス審査のポイントは以下のとおりです。
- オリジナルコンテンツを10~20記事程度用意する
- プライバシーポリシーや運営者情報ページを作成する
- サイトのデザインを整える(見やすさ、使いやすさを重視)
- 著作権法を遵守する(無断転載や画像の無断使用は避ける)
- 規約違反コンテンツがないか確認する
【広告の効果的な設置位置】
WordPress超初心者が広告を設置する際のポイントは以下のとおりです。
- 記事上部(タイトル下):最も目立つ位置
- 記事中(段落間):自然に目に入りやすい
- 記事末尾:アクションを促しやすい
- サイドバー上部:スクロールせずに見える位置
- 関連記事の間:読者の興味に合致しやすい
ただし、広告を詰め込みすぎると読者体験が損なわれ、リピーターが減る原因になります。特にモバイル表示では、コンテンツに対して広告が多すぎないよう注意しましょう。WordPress超初心者の方は、まずは2~3箇所に控えめに設置し、効果を見ながら最適化していくことをおすすめします。
収益化を始めたばかりの頃は、成果が出るまでに時間がかかることも多いです。焦らず継続することが大切です。WordPress超初心者の方も、まずは「収益」よりも「読者に価値ある情報を提供する」ことを意識してブログ運営を続けましょう。それが結果的に長期的な収益につながっていきます。
まとめ:超初心者でも今日からWordPressを始められる!
WordPressは、パソコンが得意でない人でも直感的に使えるツールです。この記事では「wordpress 始め方 超 初心者」の検索意図に合わせて、ゼロからの準備、サーバー契約、インストール、初期設定、記事の書き方までを丁寧に解説しました。
特に「クイックスタート」などの初心者向けサービスを活用すれば、最短10分でブログを立ち上げることも可能です。「難しそう…」と感じていた方も、実際に手を動かしてみると意外と簡単に始められるはずです。
最初はわからないことも多いかもしれませんが、一歩ずつ進めれば確実にブログを持つことができます。今日からあなたも、WordPressで自分だけのブログライフをスタートさせましょう!
▼お悩み相談受付▼